転職者向け派遣会社を選ぶポイント 残業代


転職の際に人材派遣会社を選ぶポイント 収入面に重きを置く場合には残業代に注目しましょう。

通常、契約時間外には時給が125%にアップします。


ここで、派遣会社によって差が出てきます。




・残業代(時間外手当)が125%以上の派遣会社がある

・契約時間外はすべて割増の会社と実働8時間経過後割増の会社がある。(就業時間が7時間の場合、7時間以降は割増の会社と8時間以降割増の会社があります。)

・残業の取り扱いは15分単位で切り捨ての会社が多いが、中には10分単位や1分単位の会社もある。

・日給制や月給制の場合は大抵残業代はごまかされるので注意。



例えばNTT関連の派遣会社では残業時の時給が125%ではなく130%になります。これはNTTの労働組合の力が強いため、NTTの社員は130%きちんと残業代が付くため、派遣社員も同じく恩恵を受けられるようです。

残業代がいつから付くか、何分単位かという情報も他の派遣会社よりも優れている際は必ずメリットとして謳っている部分なのでチェックしましょう。

転職の際に人材派遣会社を活用するのはお得?正社員と派遣社員


転職の際に人材派遣会社に登録をすることは必要なのでしょうか。

人材派遣という働き方が一般的になったのはここ10~15年ほどのことだと思います。これは優秀な人材が欲しい企業側と、自分にぴったり合った会社へ転職したい求職者の両方にメリットがあったからだと思われます。

正社員は定年までその会社で働けるというメリットがありますが、最近ではソニーやパナソニックといった世界的大企業の正社員であっても10,000人規模のリストラが行われています。つまり、正社員であっても定年まで働けるというメリットは揺らいでいるのではないでしょうか。




派遣社員のメリット

派遣社員のメリットのひとつに残業手当があります。

派遣社員の多くは時給制のため、契約時間外には25%の時間外手当が支給されます。時給1,000円の派遣社員であれば、契約時間外は時給1,250円になります。

最近の正社員はサービス産業が当たり前の会社が多く、会社の業績も悪いためボーナスもあまり支給されません。ボーナスの金額と残業時間を考えた際に派遣社員の方がたくさん稼いでいるケースも多くみられます。



派遣会社の中には残業手当が25%よりも多い会社や長期契約を結べる会社、派遣社員から正社員へのステップアップがある会社など様々です。

逆に、有給や社会保険がきちんとしていない派遣会社も多く存在します。

きちんとポイントを押さえて騙されないようにしましょう。